クーポン券を勝手に作り直してみた

あの広告はもう時効だと思うので・・・

練習のためにアレをリメイクしてみました。

今回のアレとは、自宅のポストに入っていたクーポン券。

お店は和食の全国チェーン店で、名前を言えばスグに分かるところです。クーポン券はコピー用紙に手書きが添えられていて、サイズは手のひらに収まるくらいのもの。だいたい8~10センチくらいです。

クーポン券Before画像

クーポン券を見たときのキモチとリメイクした理由

お店の売上に必死なのが伝わってくるのは私だけ?短時間で仕上げたかったためか、コピーと手書きで仕上げて配布しています。

あなたがこのクーポンを見て「行ってみたい」と思いましたか?

和食好きな私はこの店がお気に入りなのですが、正直、行きたい気持ちにはなれず・・・逆に「もったいない」と思いました。売上に必死だからこそ、反応の出る可能性が高い広告物を作るほうが、結果的に売上に繋がるからです。

おそらく、当時の店長さんは余裕がなかったのでしょう。私もエステサロン店長をしていた頃は、アタマではそうだと分かっていても時間が無くて納得のいく物が作れなかった経験があります。当時の店長さん、本当にお疲れ様です。

というわけで、このクーポン券をもっと見やすく作れないかと思い、書いてある情報を整理して作り直してみました。

勝手にリメイクしたものがこちら

ちなみに、私はライターでありデザイナーではありません。デザインは上手じゃないのでご容赦ください(笑)

反応率を上げるために制作時に考えたこと

配慮したのはズバリ、店のイメージとターゲット。チェーン店ということもあり、ブランディングは既にできているので作りやすかったです。

店のイメージカラーがブルーだったので、背景はその色をチョイス。そして、店の雰囲気はホームページを参考に分析。和食の丹精さと洗練さを残しつつ、リーズナブルな価格でカジュアル感があり、気軽に行けるような感じです。

ターゲットは、ヘルシーな和食が好きな40代以上の中高年層と想定。華美な装飾はせずにシンプルなレイアウトに整えました。ネットが苦手な世代と被るため、あえてQRコードは載せず、電話番号を大きく表示して問い合わせに繋がるようにしました。

まとめ|必死だからこそ、伝え方と魅せ方に工夫を

同じ情報を届けるにしても、今回のように見やすく整理するだけでも反応率は変わるハズです。

お客様に「行ってみたい」と思ってもらうためには、広告にも「おもてなし」のキモチが大切だと感じました。もちろんターゲットは明確に。その上で、お客様が理解しやすいように、丁寧に情報を届けましょう。

コロナ禍の2020~2023年は、飲食店が大打撃でしたね。今まで広告を出していなかった飲食店がいきなりメニュー表を投函したり、テイクアウトやデリバリーを始めてみたり。当時、印象に残ったチラシやチケットは、まだ取って置いてあります。クーポン券一つでも、アイデアを膨らませてみると結構面白いですよ。