40代の大人花嫁が結婚式で後悔しない準備その②|スタイルは全体のバランスが肝!

年齢による体形の変化は自然なこと。40代はその変化を特に感じやすいお年頃なのではないでしょうか?二の腕やお腹、ウエスト、背中のお肉、気になる部分はたくさんあると思います。「こんな体形じゃ恥ずかしくてドレスが着れない…(泣)」なんて言わないでください!!今回は、体形カバーができるドレス選びをお伝えします。 

ドレスは全体のバランスで選ぶ

気になるところがあると、そこだけピンポイントで見てしまうのは人の性(さが)ですね。ですが、参列者が見るあなたの姿は、ドレスを着ている体的な印象です。

今は昔と比べてデザインが豊富です。二の腕が隠せる袖丈のドレスや、くびれを強調しすぎず女性らしいシルエットに整えてくれるものもあります。

つまり、隠すか出すかです。

二の腕も、思い切って出すとスッキリ着こなせることもありますのでじっくり試着してみてくださいね。

デザインだけではなく、生地の素材によっても印象が変わります。

また小物を使い、目の錯覚効果を狙って細身に見せたり、小顔に見せる方法もあります。髪飾りやアクセサリー、ベールも全体のバランスを取るうえで重要な要素になります。気になることは遠慮せず、担当スタッフさんに相談してみましょう。プロに選んでもらうと、好きなデザインよりもそうでないデザインのほうが似合っていた、ということが以外とあります。

ドレスのシルエットで体形カバー!

どんなドレスを着るかで印象やイメージは変化します。ここではドレスのシルエットの特徴について書いていきますね。

Aライン

アルファベットのAの文字のような広がりのあるシルエットです。

ウエディングドレスといえばこのシルエットをイメージする方が多いのではないでしょうか。

上半身がスッキリと見え、体形を選ばないためとても人気です。

トレーン(引き裾)の長さによって印象がだいぶ変わります。長いトレーンは大聖堂などの大きな会場で引き立ちます。

プリンセスライン

スカート部分がAラインよりもボリュームがあります。まさに、お姫様のようなドレスです。

こちらもAラインと同様、体形を選ばないシルエットで人気です。

可愛くも上品にも見せることができるオールマイティーさも魅力。

ボリューミーなデザインは広い会場で存在感をアピールできます。

マーメイドライン

マーメイドという名の通り、人魚のようなシルエットが特徴です。

メリハリがあるシルエットでフェミニンさと上品さを表現することができます。

Aラインやプリンセスラインよりも比較的動きやすいため、少人数のレストランウエディングやガーデンウエディングなど、席を立って動くことが多い会場で着やすいデザインです。

スレンダーライン

Aライン、プリンセスラインのようなスカートの膨らみはなく、ストンとしたシルエットです。

マーメイドラインのように体にフィットしているため全身がタイトにスッキリとした印象になります。どちらかというと、細身で高身長の方に似合います。

シルエットがシンプルだからこそ、大人の品格が出せるのも魅力です。

こちらも動きやすいので少人数でのレストラン、ゲストハウス、ガーデンウエディング、または2次会などでの着用がおすすめです。

エンパイアライン

胸のすぐ下からスカートが広がるラインです。他はウエストからの切り替えですが、エンパイアラインはそこよりも高い位置で切り替えているため腰高・足長に見えます。

メリハリを抑えたシルエットのためお腹周りや脚をゆったりとカバーしてくれます。

お腹を締め付けないため、妊婦様が着るドレスとしても人気です。

袖のデザインで二の腕や背中もカバー!

ドレスのシルエットの他、袖や背中のデザインでも体形カバーは可能です。ここまで読むと、お気に入りのドレスが見つかりそうな気がしませんか?

長袖


イギリス王室のキャサリン妃が着ていたウエディングドレスで一躍有名になりました。

最近では、2021年にパリス・ヒルトンが自身の結婚式で着ていたのも長袖でしたね。

肌の露出が少なく気品の高い印象になります。

長袖の他にも7分袖や5分袖のデザインがあります。

パフスリーブ

故ダイアナ妃が着ていたウエディングドレスはボリュームのあるパフスリーブでした。

日本ではバブル成長期に結婚式を挙げた芸能人がよく着ていた記憶があります。

パフが二の腕をカバーしスッキリ見える効果があります。ただし、二の腕が一番太い部分が出ていると逆に太く見えてしまう場合もありますので試着の際はチェックしましょう。

ベルスリーブ

袖が鐘のような形をしていることから呼ばれます。袖口に向かって広がるデザインで、手首をほっそりと見せる効果の他、腕全体をカバーしてくれます。

袖の長さも、長袖から五分袖のものまでバリエーションがあります。

その他のデザイン


袖だけでも、上記の他にたくさんのデザインがあります。

フレンチスリーブ、ノースリーブ、アメリカンスリーブ、キャップスリーブなどなど…。

これだけあれば、腕がほっそり見えるデザインが見つかりそうです。

また、背中のデザインもさまざま。

V字型のシャープに開いたものや、腰まで大きく開いたもの、それとは逆に首まわりまで全体をレースで覆われたもの、などです。

ドレスのシルエットと袖をはじめとする上半身のデザインを上手に選ぶことで、気になる部分をカバーできるなんて嬉しいですね。 あなただけの素敵な一着が見つかりますように!

ブライダルエステはドレスのシルエットに合わせたお手入れを

ドレスが決まると、ブライダルエステではその衣装に合わせたお手入れを行うことができます。

例えばAラインのドレスであれば上半身のお手入れを重点的に。

マーメイドラインなどのボディーラインを強調するドレスの場合はお腹やウエスト、ヒップ、脚を含めた全身のお手入れをおすすめします。

リンパが滞っていたり、筋肉がこわばっているとセルライトや脂肪がつきやすくなります。

そのためリンパの流れを良くするトリートメントを行うほか、脂肪を燃焼させやすくする美容機器を使いボディーラインを整えていきます。

ドレス、エステ、ヘア&メイク・・・美しさを引き出すためにはそれぞれの分野が総合的に絡み合い生み出されるからこそです。プロの手を借りながら、素敵な結婚式を迎える準備ができると安心ですね。