「スーマンボースー」とは、沖縄の季節を表す言葉です。
二十四節気の「小満(しょうまん)」と「芒種(ぼうしゅ)」のこと。
沖縄の訛りで「小満」は「スーマン」、「芒種」は「ボースー」となり、二つを合わせて「スーマンボースー」と言うのです。
新暦では、5月の中旬から6月上旬にかけてを指します。
この時期の沖縄は、ちょうど「梅雨」。
2024年の梅雨入りは5月21日でしたので、まさに暦通りですね。
梅雨前にさしかかり、ぐずついた天気が続くと「もうすぐスーマンボースーですね」と言われることもあります。
標準語で「もうすぐ梅雨の季節ですね」という意味です。
でも、私の周りでは「スーマンボースー」のことを知らない人が意外に多くてびっくり!
ちなみに私はどうやって知ったのかというと、小学生の頃に当時の担任の先生から教わりました。
だから、沖縄県民はみんな小学校で習ったと思っていたら、全くの勘違いでした💦
梅雨入り前や、梅雨入直後は「スーマーンボースーだね~」とカッコよく言って、知らない方に意味を教えてみてくださいね!
このような沖縄のコトバを大切にして、繋いでいきたいものですね。