2021年の秋はごはんブーム?ごはんバーガーが続々登場
ファーストフード店には年に数回しか行かない私。脂分と塩分が多い食べ物を避けるためですが、時々無性に食べたくなるのも事実。パンよりもお米が好きなので、ごはんバーガーの広告を目した瞬間食べたい衝動にかられてしまいました。
今回はモスのライスバーガーとマックのごはんバーガーをテイクアウト。夫と一緒に食べ比べてみました。
そんなに食べきれるのか?
半分ずつ食べましょ。
マクドナルド
ごはんバーガーは夕方5時からの販売です。今回は期間限定で「ごはんチキンにんにく黒胡椒」、「ごはん海老旨辛仕立て」、「ごはんてりやき」の3種類がラインナップ。ではひとつずつ食べていきますよ。
ごはんチキンにんにく黒胡椒
厚みのあるボリューミーなチキンは食べ応え満点です。チェダーチーズとピリっとスパイスを効かせたソースのハーモニーが口に広がります。
チキンはビールとの相性が良かったです。
ただ、ごはんとチキンの相性は微妙。両者の味が主張しすぎている感じです。チキン単体でもいいかも。
ごはん海老旨辛仕立て
味の決めては赤いソースでした。ピリ辛ソースと海老カツがいい具合に絡み合います。
これもまたビールに合うんです!レタスがベタベタになっていましたが…時間がたつと野菜はふやけるのでしょうがないですね。
海老よりもソースの存在感を強く感じました。
ごはんてりやき
人気メニューが期間限定で復活。ごはんとの相性が3種類の中でも一番良いと思います。
バンズより大きいパティは見た目も満足感があります。
ショウガの味がしっかり効いていて、マヨネーズ、レタス、ごはん、それぞれが合わさり和風テイストの良い味を出しています。
モスバーガー
ごはんバーガーの元祖と言えばモス。今回は「モスライスバーガー海鮮かきあげ」と「モスライスバーガー焼肉」の2種類です。以前は「きんぴら」もありましたが今はないようです。
モスライスバーガー海鮮かきあげ(塩だれ)
なんだろう、この手作り感…。食べながらほっこり。
ムムム!
沖縄のかまぼこに味が似ている!(笑)。
八重山かまぼこ、宮古かまぼこなど、沖縄には伝統的なかまぼこがあります。その味になんとなく似ているのです。
沖縄のかまぼこは、白身魚のベースにゴボウやニンジンを練り込んで揚げたものが多くみられます。モズクやアオサが入ったものもあります。
子供の頃はごはんと一緒に食べることが多かったです。味が似ていると思ったのはそのころの思い出とリンクしたのかもしれません。
もしかすると、モスライスバーガーかきあげは沖縄県ではヒット商品なのかも⁈
モスライスバーガー焼肉
お肉そのものが入っていて見た目から美味しそうです。学生の頃以来、久しぶりに食べました。相変わらずの味に安心しました。
ソースとお肉の味がごはんにからんで美味しいです。
バンズのごはんはどちらが美味しい?
マクドナルドのごはん
表面にソースを塗って焼かれており、焼きおにぎりのような香ばしい風味が口に広がります。
食感はモチモチとしていて、食べながら米粒がぽろぽろと崩れることはありませんでした。
食べやすくしたのかもしれませんが、人によっては「ベチョッとしている」と感じるかもしれません。
モスバーガーのごはん
マックよりも厚みがあります。表面の焼き加減はマックよりも控えめで、味も抑えられています。そのためパティの味がしっかり感じられて美味しくいただけました。
ごはんはマックに比べるとぽろぽろと崩れやすいです。包装紙から食べるのが難しかったため、皿に置いてお箸で食べました。
これだと普通にごはんとおかずの組み合わせになってしまいますね(笑)。
バーガーの食べ方にふさわしいかは微妙ですが、そのほうが食べやすかったです。
まとめ
ビールと合うのはマックだな。
そうだね。モスのほうは優しい味で何度でも食べたくなる。
どちらも国産米を使用しており、お米を食べる機会が増えるという意味では良い取り組みかもしれません。
個人的にはモスのほうに軍配が上がりました。
バンズもパティも強めの味付けであるマックより、バンズの味は控えめ、パティも優しい味に仕上げたモスのほうが口に合っていました。
我が家は外食は少ないほうですし、薄味での調理が多いのも影響していると思います。
また40代後半にもなると塩分に気を遣うお年頃ですし、自然とそのような選択になるのかもしれません。
食べ比べてみると、各社のこだわりが発見できて楽しかったです。
家でも作ることができそうだと思ったので、次はオリジナルのごはんバーガーにトライしてみたいです。