薬草茶で薬膳鍋を手作り?我が家の簡単薬膳鍋レシピを大公開!

「薬膳鍋って、何だか難しそう」というイメージはないですか?ちゃんとした薬膳料理だと、値段が高そうだし、材料を全部そろえるのは大変かもしれません。

でも、薬草茶で簡単に作る方法があるのです!

思いついたきっかけは、とあるサイトで「ウーロン茶で作る薬膳鍋のレシピ」を見たこと。

ちょうど、薬草茶が家に残っていたので「ウーロン茶の代わりに使えるかも」と思ったのです。

やってみると、薬草茶と八角の香りで薬膳のような雰囲気に!

正式な薬膳とは異なるかもしれませんが、薬膳鍋を自宅で手軽に楽しみたい方、体を温める料理を積極的に食べたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

はじめに|レシピを読む前にお伝えしたいこと

結論から言いますと、鍋は「自由」だと思っています。

だから、調味料や具材の分量はお好みで調整していただいてかまいません。

家庭料理にあるあるの、アバウトな作り方でスミマセン💦

味が濃くなりすぎないように注意しながら、こまめに味見をしてください。

今回のレシピでは、市販の「鍋の素」は使っていません。

体によい薬膳鍋を作るため、添加物の摂取を控えたいからです。

化学調味料を使わない出汁と薬草茶のパワーを存分に味わいましょう。

材料

■ 好きな具材(鍋に合うものなら何でもOKです!)

【我が家の例】

 白菜

 大根

 長ネギ

 ゴボウ

 豚肉または鶏肉

 木綿豆腐

 こんにゃく

 きのこ類

 ショウガ(親指大)

 ニンニク 2片

 八角

 クコの実

  

■ だし汁

■ 煮出した薬草茶

■ かえし(なければ、醤油とみりんで代用可)

■ 料理用酒

■ 塩

■ ぽん酢(食べるときにお好みで)

我が家で使用している薬草茶

使用している薬草茶は、長生薬草本社の「福寿来A(ふくじゅらいA)」。

薬草のパワーがたくさんいただけるので、飲むだけではなく料理にも活用の幅を広げていきたい一品です。

長生薬草本社オンラインショップ 

「かえし」とは?

「八方だし」のベースになる万能調味料のことです。使い方は、かえしにだし汁をプラスするだけ。

配合量を変えるだけで、めんつゆ・てんぷらつゆ・うどん汁・そばつゆなど、さまざまな料理に利用できます。

比率を守れば作る量は自由です。

我が家では定期的に手作りしています。作るのに慣れたら、比率をアレンジしたり、砂糖の種類を変えたりして楽しんでいます。

自分で作ったかえしは格別ですよ。

熟成させると美味しくなるので、我が家では多めに作りワインの空き瓶に入れて保存しています。

使うときは小さめの容器に移して、冷蔵庫で保管しています。

かえしの作り方は以下を参考にしています。

かえしの作り方

かえしとだし汁の配合量の目安はこちら

薬膳鍋の作り方

1.出汁をとる

昆布または、かつお節などの天然出汁を。

せっかくの薬膳鍋なので、化学調味料などの添加物はできるだけ避けましょう。

我が家では出汁昆布を鍋に入れっぱなしにして、柔らかくなったら具材と一緒に食べています。

2.別の小鍋に、薬草茶を煮出しておく

沸騰したお湯に茶葉を入れ、3〜5分ほど煮出します。

3.根菜をレンジで下ごしらえする

根菜を適当な大きさに切り、耐熱ボウルに入れてレンジで加熱します。

根菜調理モード、または600Wで5〜6分を目安に様子を見ながら加熱してください。

根菜は完全に熱を通さなくても大丈夫です。

鍋に入れる前にレンジで加熱すると、火の通りが早くなるので活用しています。

熱いのでレンジから取りだすときは注意してください。

時間のある方は、レンジは使わずに、鍋で出汁と一緒に根菜を煮込んでもかまいません。

4.だし汁と薬草茶をブレンドする

お茶は液体だけを入れます。事前に茶葉を濾してもOK。

だし汁と薬草茶の割合は、お好みで大丈夫です。

我が家では、だし汁と薬草茶を3対1くらいの割合で作っています。

食べているうちに汁が減ってきたら、だし汁とお茶を追加することもあります。この辺も、自由にやってみてくださいね。

5. 4に、料理酒・かえし・塩少々・ショウガ・ニンニクを加え、レンジで加熱した根菜を入れて火にかける

火の通りやすい具材を入れる前に、根菜から投入します。

最初に入れて煮込んでおくと、根菜に出汁の味が染みて美味しくなります。

ショウガとニンニクは薬味として使います。

料理酒は汁の量に応じて加減してください。

我が家では、だいたい大さじ1〜2杯が目安です。

かえしは、大さじ1〜2杯程を入れてみて、味見をしながら追加・調整してくだい。

6.根菜が煮えたら、残りの具材・八角・クコの実を入れる

八角は1個でも香りが出ます。強く香らせたいときは2個入れてもOKです。

クコの実はなくても大丈夫ですが、アクセントになるので少量をお好みで入れてみてください。

7.6で入れた具材に火が通ったらできあがり

お好みで、ぽん酢をかけてめしあがれ♪

我が家では自家製ぽん酢が大活躍。

シメも自由にどうぞ!我が家では、うどんが多いです。

まとめ|薬草茶を使った薬膳鍋で冬を元気に乗り切ろう!

いかがでしたか?自宅でできる、簡単薬膳鍋の作り方を紹介しました。

正式な薬膳鍋とは言えないかもしれませんが、自宅で薬膳の雰囲気を楽しみながら気軽に作ることができます。

紹介した材料以外にも、スパイスをプラスするなど「自分好みの味」に近づけてみるのもよいでしょう。

鍋は自由に作って楽しめるお料理。この冬は、いろいろアレンジをしてみてはいかがでしょうか。